それで 後には 何が残った
楽しい の消える世界
今日も客足なく
無ナシキ夜
それで 後には 何が残った
楽しい の消える世界
今日も客足なく
無ナシキ夜
風船
その素材が土に還るとして
強度を保った上 だとしたら
鍵は2つ必要
特定の条件下に置いてのみ
成り立つ解はある
そう思って生きてきた
今 持っていた鍵を無くした
すごく大切にしていた
一番辛い時に扉を開けてくれてありがとう
割れる直前まで美しく膨らんで
音もなく消える姿 あまりに綺麗
空中を落ちながら形を変え
地面に着いた時には自然と一体化しているのでしょう
今 その刹那
この一ヶ月
何が起きたか
日々起こるドラマに圧倒される日々
楽器が出来る奴が現れては消える店
彼と会えたのは飛び切り嬉しかった
音色選びも含め 全て
瓦に行けば行くほどベッドタウンでダンスホール作ることの限界を感じる
部分移転
したとしてこの場所に残るのは何か
魂置けども なお
差し支えないものなんて読み飽きてて
奇を衒ったものなんて論外 じゃあ
そこにあったはずの掲示板が消えて
道しるべになっていたことに気づく
自分にとって 誰にとって
形は形 ただの概念
どうか縛られないで
我がままな願い
聞き入れられない
誰も悪くない 筈
傷つけたいわけじゃない
涙を見たいわけじゃない
なのに
限りある時間 もちろん
だからこそ その場で
精一杯
踊る